「真のコンサルティング・セールスを実践するためには、扱える商品が少ない」。
これは、齋藤氏が前職の大手生命保険会社において、常々、ジレンマに感じていたことだ。自社商品しか販売できないという制約上、顧客に提案するメニューはどうしても限られたものになる。また、商品力においても、外資系や他の業態の企業の商品・サービスと比べて、見劣りするものも少なくなかったと語る。
「こうしたマイナス面を補うのは、結局、一人ひとりの対人的な営業力。確かに営業としてのスキルやノウハウは、高いレベルで身につきましたが、理想とするコンサルティング・セールスの実現は難しかったです」。
幅広い分野に精通できる機会を求めて2001年、齋藤氏は野村證券へと転職を果たす。






