- リクルートエージェント(以下RA):
- まず、MRの業務内容を教えていただけますか?
- ノバルティス ファーマ 宮崎 有恒(以下 宮崎):
- MRの仕事は、開発された医薬品が適切に使用されるよう、品質や有効性、安全性などについての専門知識を医療従事者に伝達し、さらに処方された医薬品の効果・安全性などをお伺いするのが主な仕事です。また、当社では、各疾患領域別に組織を構成することで、より専門性の高い医療や製品情報をご提供できるよう、会社全体でMRの知識やスキル向上を努めています。
- RA:
- MRという仕事は、どのような点にやりがいを感じるのでしょうか?
- 宮崎:
- やはり一番は、自分たちが関わった医薬品が、ドクターや患者さんの治療にお役に立てた時です。以前、あるMRが、自分が携わった医薬品が、患者さんの治療に大きく役立ったと、ドクターを通じて感謝の言葉を聞いた時、感動のあまり涙が溢れたと話してくれました。自分の力が少しでも誰かの役に立った時は、やはり嬉しいですね。
- また、各疾患領域別に組織を組むなど、チームワークが非常に重視される業務でもあります。そのため、全員が一丸となって目標を達成し、喜びを分かち合えることも、仕事の充実感に繋がっています。
- RA:
- ご自身がMRだった頃に実感した課題などはありますか?
- 宮崎:
- 私が、MRとして現場にいた際に痛感したことは、やはり「人と人」の仕事だということ。もちろん、専門知識は重要ですが、顧客と信頼関係がなければ、お話を聞いていただいたり、伺うことは難しかったと思います。ですので、専門知識の自己研鑽は非常に大切ですが、同時に相手の気持ちを充分に察して、「今、どのようなことで困っていらっしゃるのだろうか?」などいつも考えながら、コミュニケーションを取る、そういう姿勢こそが、当社のMRに求められていると感じています。
- RA:
- 組織としての課題などはいかがでしょうか?
- 宮崎:
- 当社では、2009年から2010年にかけてワクチンも含めて10製品ほど新発売し、現在、医療現場への普及を進めていますが、製品の最大化を目指すためには一人のMR活動だけでは、なかなか難しい。 そのため、複数のMR、また担当領域を超えてお互いに戦略を考え、担当の医療現場へ出向き、医薬品の効果や安全性をお伝えし、そして処方して頂いたドクターの声、患者さんの声を共有することが重要になってきます。
- しかし、そこでもまだお互いのコミュニケーションの密度で差がでることがあります。今後の課題としては、いかにお互いの情報や知識を共有し合い、効果的に活動するかが新薬の普及に求められていることだと考えます。






