- リクルートエージェント(以下RA):
- 現在の日本の医薬品業界が未来に目指すべき姿を教えてください
- クインタイルズ・トランスナショナル・ジャパン株式会社 品川(以下 品川):
- 医療業界において何よりも大切に考えるべきは、間違いなく患者さんのこと。しかし実際には「海外で使える薬が日本では使えない」というドラッグ・ラグにより、患者さんのニーズを満たす薬が市場に十分流通していると言うには程遠い現状があります。
- 我々はなんとか、こんな状況を打開していきたい。
- ドラッグ・ラグの解消、つまりは「患者さんが必要とする医薬品を、1日も早く患者さんのもとに届ける」ことができる社会を日本で実現することが急務である考えています。
- RA:
- その姿に向かって、日本の医療業界に必要なものは何ですか?
- 品川:
- 「グローバリゼーション」というキーワードに、大きなヒントがあります。
- 例えば、対象となる患者さんがごく少数の難病に対する薬の安全性を、どうやって検証していくべきか。これには、日本だけに留まらず、世界中から広く患者さんを集めることで、より早くより確実に検証していく、あるいは、海外市場では既に認められ、一定の評価を得ている薬を日本に導入し展開するといった手だてが必要となります。また、海外の製薬メーカーが日本に進出する際に、いかにして営業ノウハウを確立していけばよいのか。こちらに対しては、日本をはじめ世界各国の市場を熟知した第三者の支援が不可欠です。
- グローバルにソリューションを提供しうる我々のような存在にしか、これらの役割を担うことはできません。私たちに課せられた責任感は非常に大きいものだと感じています。
- RA:
- 具体的に御社はどのようなビジネスを展開し、その世界観を実現しようとされているのですか?
- 品川:
- 私たちは「For The Patient(患者さんのために)」をポリシーに、少しでも早く、そして1人でも多くの患者さんに必要な医薬品をお届けできるよう、様々なビジネスを展開しています。具体的には、製薬メーカーを様々な角度から支援できるよう「クリニカル(臨床開発)」「コマーシャル(営業・マーケティング)」「コンサルティング」「キャピタル(投資)」といった事業をグローバルで展開しています。
- 尚、近年、日本市場においては特に、医薬品の情報提供を担う「MR活動」に対する支援を製薬メーカーからご依頼いただくケースが増えてきている印象です。これも、日本の製薬市場を熟知したクインタイルズの認知が国内外の製薬メーカーの間で広がってきたということの表れかもしれませんね。






