インフラ分野の求人がさらに増加。アプリ分野では大手が始動
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アプリ分野では、国内大手SIerの採用が始動。大手外資も意欲的
新年度の採用計画が固まり、アプリケーションエンジニアの新規求人も出てきています。
国内大手SIerも徐々に採用に乗り出しており、これまで「厳選採用」に限っていた企業でも、求める要件を緩和する動きが見られます。ただし、採用枠は少なく、選考が後になるほどハードルが上がっていくと考えられますので、早めの応募をおすすめします。
また、大手外資系ベンダーやITコンサルも活発。外資大手では、上流工程経験に加えて英語力が求められますが、「初級レベルでも可」という求人も出てきており、英文メールのやりとりの経験のみでもチャレンジ可能です。
一方、2次・3次請けSIerも引き続き採用意欲が高く、開発経験のみでも応募できる求人が多数あります。
全般的に求人豊富なのが金融システム関連。銀行、証券、保険会社のほか、1次・2次請け企業の求人もあり、オープン系金融システム経験者には選択肢が豊富な環境です。
また、通信キャリア向けの案件も増えてきました。社会人経験3~7年程度で、業種問わずミッションクリティカルなシステムに関わった経験があれば、チャンスがあります。
ほか、グローバル化の推進に伴い、新規システム構築や運用オペレーション改善のニーズがあることから、海外業務経験や英語力があるエンジニアの求人も出てきています。
ユーザー系の求人も若干動いています。ユーザー系やメーカー系の求人は、多くの場合、採用枠が1~2名。人気が高く、求人が発生しても早々に充足しますので、書類の準備や面接対策を進めておき、求人が発生したらすぐに応募してください。 -
精密機器メーカーが、Web/モバイルのアプリ開発経験者を募集
大手精密機器メーカーでは、既存の製品群にクラウドやスマートフォンを利用したソリューションサービスを付加する動きがあり、Web/モバイルのアプリケーション開発経験者を求めています。
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ネット系エンジニアの求人は、ソーシャルアプリ分野が中心
ネット分野では、ソーシャルアプリの開発求人が活発。各社、採用枠を拡大しており、ソーシャルアプリの開発経験がなくても、学ぶ意欲があればチャンスがあります。
ソーシャルゲーム関連の求人も多数。既存のゲームの開発経験者も歓迎され、アプリ系からWeb系に移行する転職者も見られます。
ニーズが高いJavaに加え、LAMP(Linux、Apache、MySQL、PHP、Perl)、Ruby言語の経験者は引く手あまた。EC分野では、PHPのほか.NETの経験者の求人もあります。
大手企業では、選考の目は厳しいものの、ポテンシャルも評価しています。スピーディなキャッチアップ力、積極的な行動力、自主的に学ぶ姿勢をアピールしましょう。
一方、エンジニアを統括するプロジェクトマネージャーなどのポジションの求人も出てきています。
ベンチャー企業の採用でも目線が厳しくなりつつありますが、自分でアプリ作品を制作してプレゼンするほか、スピーディな対応力やストレス耐性が認められれば、受け入れられます。大手企業の下請け企業、あるいは大手企業にアプリを提供している企業で経験を積むことで、いずれ大手への門戸が開かれる可能性があります。
なお、ネット業界での経験がなくてもSIerなどでWebシステムに携わっていた人を歓迎する企業も多数あります。
SIerからネット分野への転身を図るなら、上半期中、なるべく早く動くことをおすすめします。 -
スマートフォン向けアプリ開発求人が活発。「未経験者可」の求人は減少へ
スマートフォン関連の求人件数が引き続き伸びています。50名~数百名規模で募集を行っている企業も見られます。スマートフォンを手がけた経験がなくても、LAMP(Linux、Apache、MySQL、PHP、Perl)経験があれば応募可能な求人も増加。Android、Objective-Cの経験者を求める企業も増えています。この分野は、1~2週間の短期スパンで求める条件が変わる傾向が見られますので、行動を起こすタイミングを見極めたいものです。
大手企業の求人は経験者を対象としていますが、新規参入を狙うベンチャー企業では、趣味レベルでも一定以上のスキルが認められれば受け入れられるケースがあります。
全般的に「未経験者可」の求人は減ってきていますので、スマートフォン分野でのキャリア構築を目指すなら、さらにハードルが上がる前に行動を起こすことをおすすめします。
なお、この分野は市場が急成長を遂げただけに、残業の多さなど労働条件が厳しい傾向が見られました。しかし、最近ではワークライフバランスを重視し、残業に制限を設けるなど、働く環境の改善に取り組む企業も増加。そのため、離職率が比較的低い大手企業もあります。
また、海外展開も活発化。海外で現地メンバーをマネジメントできる人材を求める企業も増えており、英語力のあるエンジニアが重宝されます。英語に加え、中国語や韓国語もできればチャンスはさらに広がります。 -
ゲーム会社が、スマートフォン向けアプリ開発経験者の採用に意欲的
ソーシャルゲームが拡大する中、既存のコンシューマーゲーム会社がソーシャルアプリ市場に参入する動きが活発。スマートフォン向けアプリ開発の経験者の求人がさらに増えています。これまで「厳選採用」の姿勢だった企業も門戸を広げており、書類通過率が上がっています。
IT業界では、大手企業によるスマートフォン向けアプリ開発の採用は終息しつつありますので、ゲーム業界に目を向けてみるのも手です。ゲーム会社内部に経験者がまだいない今がチャンスといえるでしょう。
SIerなどでのLinux経験を持つ方も対象となっており、実際、SIerの開発経験者が採用されるケースも増加。2次請けSIerから転職し、年収が1.5~2倍にアップするという事例も生まれています。
ゲームそのものにあまり興味がなくても、プラットフォームや課金・決済システムの開発にやりがいを感じ、転身する方もいらっしゃいます。
なお、スマートフォン向け開発を手がける複数社が集まり、合同セミナー・選考会も開催されています。「週末に参加できる」「一度に複数の企業に会える」というメリットがあるほか、人事担当者に直接対面することで、書面では伝えにくい人物面の強みをアピールできるため、参加者の選考通過率は通常応募者よりも高い傾向が見られます。ぜひご利用ください。 -
インフラエンジニアの求人がさらに増加。経験が浅くても大手を狙える
インフラエンジニアのニーズは引き続き高水準。選考のハードルがさらに下がり、経験が不足していても人柄やコミュニケーション力が評価され、採用に至るケースが増えています。経験が浅い方でも大手を狙えるチャンスの時期といえるでしょう。ある通信機器メーカーでは、第二新卒を対象に大量採用を行っています。
中堅SIerの求人も増えており、商社、通信キャリア、ケーブルテレビなど、さまざまな事業会社の系列のSIerが採用を行っています。
数名→数十名規模へと、採用枠を拡大する企業も多数。ある通信機器メーカーのネットワークエンジニア採用では、有線だけでなく無線系も募集するなど職種の幅を広げ、実務未経験者にも門戸を開いています。
ほか、大手SIer、ユーザー系SIer、ITコンサル、ソフトメーカー、ハードウェアベンダー、ネットワークベンダー、精密機器メーカーの子会社など、求人企業の顔ぶれは多彩。設計・構築の経験者には選択肢が豊富で、要件定義~運用設計、PM・PL、仮想化技術の経験があれば有利です。VMwareなど仮想化製品経験者のニーズもさらに高まっています。
サーバやネットワークエンジニアにとどまらず、データベースやストレージなどの求人も増えてきました。
また、震災以降、ネットワークインフラの見直しが進んでおり、ネットワーク関連のニーズも今後高まりそうです。 -
インフラ分野では、運用・構築経験のみ/実務未経験でも応募可能な求人が増加
採用意欲がさらに高まっているインフラ分野では、第二新卒を対象とした採用枠が拡大しています。
また、運用・構築のみの経験で応募できる求人が増加。たとえば、あるネットワークインテグレーターでは、案件受注の増加に伴い、運用・構築経験者を対象に増員募集を行っています。データセンターなど、自社サービスを手がける企業からの求人もあります。
以前は設計・構築経験者のみを対象にしていた企業が「運用経験でも可」と基準を下げるケースも増えており、実際に運用・監視のみの経験で大手独立系SIerから内定を得た事例も。2次・3次請けSIerから大手外資系メーカーに転職を果たしたケースも見られます。
また、スキルレベルだけでなく、社会人経験年数などの面においても条件緩和が見られ、門戸が広がってきました。実務未経験でも、資格を取得したり、自宅でサーバー・ネットワークを構築したりと、自己学習に取り組んでいる人にはチャンスがあります。ほぼ未経験の30歳の方が、「CCNA取得に向け勉強中」+「前職で培ったコミュニケーション力」を評価され、ネットワーク運用会社に採用された例もあります。
このように幅広い人にチャンスが広がっていますが、募集枠が埋まり次第、受付を終了する可能性もありますので、気になる求人を見つけたら早めにご応募ください。 -
高度な経験を持つインフラエンジニアにもキャリアアップの好機
数年ぶりに通信キャリアが公募に乗り出しているほか、大手SIer/NIerのインフラエンジニア採用も活発化しています。
サーバの要件定義や設計構築、プロジェクトマネジメント、英語を使う業務など、高度な経験を積んできた方にとっても、今はキャリアアップ転職を実現するチャンスの時期といえます。この波を逃さないよう情報収集を行い、可能性を探ってみてください。
また、外資系通信機器メーカーでも採用意欲が高まっていますので、語学力を生かして外資で活躍したい方はご注目ください。 -
ネット関連企業でのインフラエンジニアのニーズも堅調
ネット関連企業でも、インフラエンジニアのニーズは引き続き高水準。LAMPエンジニアに限らず、対象枠が拡大しています。これまではLinuxの経験を求める求人が中心でしたが、UNIXやWindows経験でも可とする求人が増えてきました。加えて、ネットワークやDBの経験を生かせる求人も出てきています。
SIerからネット企業に転職するケースも増え、「面接に行ってみて面白そうだと思った」「技術にコストをかけられる」「新しいものを取り入れられる」「大規模な基盤構築に携われる」といった声が聞かれます。
これらの選考においては、サービスやアプリケーションへの興味だけを見るのではなく、技術力を生かして何ができるのか、何をやりたいのかが注目されています。 -
社内SEの採用は、インフラ系が中心。アプリ系はメーカーの求人が微増
社内SEの求人は、インフラエンジニアを対象とするものが堅調です。大手の募集は落ち着きつつあり、中小企業の求人が増えています。業種は、金融、医療、建設、不動産、製造、流通など、さまざま。ポジションも、「企画」などの上流工程から現場でのトラブル対応など多様ですが、ヘルプデスクやインフラの運用など幅広い業務経験者を求める傾向が強くなっています。
海外拠点を持つ企業では、英語力も必要となります。社内システムの内製化が進んでいることもあり、技術力を重視。ベンダーのコントロールができる調整力、交渉力を持つ人が評価されます。
アプリ系では、4月以降、メーカーを中心とした大手企業が、英語力を持つ社内SEを求める募集が増えています。また、3~5年程度の開発経験があればポテンシャルと意欲を重視して採用しようとする求人や、サポートの求人も一部見られます。ほか、製造業や流通業などの販売管理・在庫管理の業務知識を持つ人は有利。業種問わず、会計系に強い方もニーズがあります。Webサイト、ECサイトの構築経験を求める会社も増えています。
いずれにしても、社内SEは多くの場合、採用枠が1名。人気が高く、すぐに100名規模の応募が集まることも珍しくありません。求人が出て2~3日で応募が締め切られることもありますので、情報収集を継続し、興味のある求人を見つけたら即応募してください。 -
Webプロデューサー、ディレクター、デザイナーの求人が増加
Webプロデューサー、Webディレクター、Webデザイナーの採用が活発。大手制作会社の求人が増えており、コーポレートサイト、ECサイト、キャンペーンサイトなど、さまざまな経験を生かすチャンスがあります。一から構築した経験がある方は、特に重宝されます。
大手Webサービス会社では、既存サイトの改善やスマートフォン対応を背景に、Webディレクターを募集中。メンバーからリーダーまで幅広いポジションを求めており、制作会社出身者にも門戸を開いています。
また、ソーシャルゲームで好調なソーシャルアプリプロバイダーでは、これまでエンジニア採用が中心だった企業でも、ディレクターやデザイナーなどを求めるようになってきました。巨額の出資を受け、エンジニア含め数百名単位の採用計画を打ち出している企業もあります。
ソーシャルメディアのプランナーのニーズが高まっており、EC関連の経験もあればなお有利。アクセス解析のスペシャリスト、SEO、SEMコンサルの求人もあります。
一方、事業会社では、メディアを持っていても収益化に至っていないという課題を抱える企業が多いことから、改善策を提案・実行できる人材を求めています。
いずれの業態、職種も、収益化・会員数アップなどの数値実績が問われます。開発業務に関する知見や、個人的にソーシャルメディアを使いこなしてきた経験もアピールポイントとなります。 -
スマートフォン向けWebデザイナーのニーズ大。イラストが描ける人のニーズも
Webデザイナーは、スマートフォン向けやゲーム関連の求人が活発。Flasherのほか、HTML5・CSS3のフロントエンジニアのニーズが高まっています。
また、イラストを描ける人が求められており、Webデザイン経験がなくてもグラフィックのイラストのスキルがあれば受け入れられる可能性があります。
大手ネット広告企業では、新事業の立ち上げに伴い、スマートフォンを手がけるクリエイター数十名を募集しています。今後も採用が継続する可能性はありますが、充足するにつれてハードルは上がっていくと思われますので、興味がある方はすぐにでも行動してください。
ほか、スマートフォン向けにユーザーインターフェース設計のニーズが高まっています。ユーザビリティを意識したデザインを極めていきたい方にとって、ふさわしい求人がありますのでご注目ください。この分野でのデザイン経験者はまだまだ少ないため、今ならWebサイトからスマートフォンサイトへのシフトも可能。また、Web制作会社から自社サービスを展開する企業に移り、より大きな裁量権を持って働くことも可能です。 -
キャリアアドバイザー山副のココだけの話
4月は、人事が新入社員の受け入れや新卒採用活動に追われ、中途採用の動きが鈍りましたが、それも一段落。
中途採用活動が本格化しています。一方、「夏のボーナス支給後に転職したい」という方々が転職活動を開始する時期でもあり、ライバルも増えてきます。一足先に活動を開始することで、有利に運ぶ可能性がありますので、早めに行動を起こすことをおすすめします。
採用意欲が高まっているインフラ分野では、ポテンシャルを重視する企業が増えています。面接では、転職理由と、これまでやってきたことをしっかり伝えられることが大切。意欲や「伸びしろ」も注目されるため、資格の勉強をする・専門誌を読むなど、自分で技術や情報をキャッチアップする努力をすること、それを企業にアピールすることで、成功率が高まります。
同様に、技術が日々進化するネット分野でも、「変化への対応力」「学び続ける力」といったポテンシャルを重視する傾向が顕著になっています。そうしたアピール材料をいかにプレゼンテーションするか、キャリアアドバイザーが一緒に考え、アドバイスいたします。
なお、今後の動きとして、海外に拠点を持ち、海外独自のプラットフォームを構築していた企業が、日本のプラットフォームと共通化してリニューアルを図る動きが活発化しそうです。それに伴う求人が、インフラ/アプリ分野ともに出てくるでしょう。英語力があり、グローバルなプロジェクトを手がけたい方はぜひ注目してください。






